1歳の発達段階と特徴
目次
子どもの発達段階における特徴に関するマニュアル
身体・運動能力
- 一人歩きが安定する: よちよち歩きから、安定した一人歩きができるようになります。
- しゃがんだり立ち上がったりする: バランスを取りながら、自分で物を拾うためなどにしゃがみ、また立ち上がることができます。
- 階段をハイハイで上り下りする: 階段に興味を持ち、ハイハイで安全に上り下りできるようになります。
- 手先が器用になる: 積み木を2~3個積む、ページをめくる、指差しをするなどができるようになります。
言葉・知能
- 意味のある言葉を話し始める: 「ママ」「パパ」「ブーブー」「ワンワン」など、特定の意味を持つ一語を発するようになります。
- 簡単な指示を理解する: 「おいで」「ちょうだい」などの簡単な指示が理解でき、行動に移せます。
- 指差しで要求を伝える: 欲しいものを指差したり、興味のあるものを指差したりして、コミュニケーションをとろうとします。
- 物の名前を覚える: 身近な物の名前を理解し、言葉と結びつけて覚えます。
基本的生活習慣
- 手づかみ食べが盛んになる: 自分で食べ物を口に運ぶことを喜びます。
- コップ飲みを練習する: こぼしながらも、コップで飲もうとします。
- スプーンやフォークに興味を示す: 大人の真似をして、自分で使おうとします。
- おむつが濡れたことを伝える: 不快感を伝えるしぐさや言葉が見られることがあります。
人間関係・社会性
- 模倣遊びを楽しむ: 大人の真似をして、電話をかけるふりや掃除をするふりなど、見立て遊びの基礎が見られます。
- 後追いをする: 養育者が見えなくなると不安になり、追いかける行動が見られます。
- 他児に興味を示す: 他の子どもがいるとじっと見つめたり、近づこうとしたりしますが、まだ一緒に遊ぶことは少ないです。
- 自己主張が芽生える: 嫌なことに対して首を振ったり、「イヤ」と伝えたりするしぐさが見られます。
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